カナダに住んでいる Chef Daddy です。Thanksgiving day (感謝祭) は、アメリカでは毎年11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日となっている祝日で、宗教的な意味や、入植における先住民との歴史など、いろいろなことが含まれた複雑な成り立ちです。
が、Foodie 目線としては、家族で集まりで七面鳥 (ターキー) を食べるという日です。ただ、七面鳥は大き過ぎる…ということで、うちでは丸鶏のローストを作ります
目次
丸鶏を準備
カナダでは感謝祭、イースターなどの祝日になると、丸鶏が簡単に手に入ります。もちろん、七面鳥も…
今回は、たくさん食べたいということで大き目の丸鶏を買いました。
7.6 ポンドなので、約 3.5 kg です。綺麗に、しっかりと焼くためにも重さは必ず確かめます。
材料
- 丸鶏 3.5 kg (大きさはお好みで)
- 塩 丸鶏の重さの約 0.7 %
- バター 20 g
- ローズマリー 5 本くらい
参考にさせて頂いたレシピを元に、下準備を行います。
- 塩をすり込みます。重さの約 0.7 % くらいが目安だそうです。
- にんにくをこすり付けます。参考レシピには無い工程ですが、風味が欲しかったのでやってみました。
- ローズマリーを、鶏のお腹の中に数本入れ、外にも数本置きます。
- 1時間から一晩、冷蔵庫の中で寝かせます。乾燥させるためにラップはしない方が良いです。
- 一晩寝かせた場合は、冷蔵庫から出して、1~2時間程度置くと、鶏が常温に近づくので良いです。
- バターを塗ります。オリーブオイルでも良いようです。風味と加熱効率を上げるためだそうです。
低温でじっくり焼く
参考レシピに非常に共感し、低温で焼きました。
鶏肉がパサパサにならないようにするためには、この方法が良いと思います。
その昔、銀座ベルビア館のレストランで食べたロティサリーチキンの美味しさが忘れられず、あの柔らかさと皮の香ばしさを求めて…
- オーブンを、 100 ~ 110 ℃ に予熱します。
- 1.5 kg の丸鶏の場合、90 分加熱、2.0 kg の場合は 120 分加熱します。
- 今回は、3.5 kg だったので、210 分加熱しました。
- 実際には、焼く時間ではなく、鶏肉の温度が重要です。全体が 70 ℃ になることが目安です。
70 ℃ を超えると、だんだん肉が固くなってしまうので、肉の温度管理が大事です!
サイドディッシュ : 野菜とブドウのロースト
丸鶏に合わせたサイドディッシュとして、野菜とブドウもローストしました。
複数のレシピを組み合わせて作りましたが、ブドウを焼くと甘みも増し、おしゃれな仕上がりに。
詳しいレシピは下のリンクから
仕上げ
最後にグレービーソースを作って完成です。
レシピは、レシピサイト Nadia の記事 “ハワイの味を再現!本場のグレイビーソース” を参考にしました。
丸鶏の下に、野菜のローストを敷き、盛り付けました。
お祝いのご馳走に是非!
コメント